CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の測定アプリケーション

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CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の測定アプリケーション

エアバス社やボーイング社の航空機の構造材に採用されているCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の基材である炭素繊維は軽量かつ高強度(ヤング率200GPa以上)に優れたものとして利用されています。現在、自動車メーカーや産業機械の部品など幅広い分野において実用化に向け開発が進められています。
しかし、炭素繊維の機械特性について、しばしば課題とされていることが、引っ張り方向には強いが、軸方向90度の圧縮強度には弱いということが指摘されています。そのため、圧縮強度が設計評定となることも多く、適切な圧縮強度の評価は、極めて重要となります。

フィッシャースコープHM2000は、平面圧子により炭素繊維(PAN直径7μm)の圧縮強度試験を行うことが出来ます。

試験には特別な試料調整や習熟度の必要性はありません。ガラス板に試料を置いて単繊維の直径を確認し、測定を開始します。
圧子が試料表面を感知すると、荷重の増加が始まり、圧壊すると負荷曲線が非線形に変化します。

<試験前と試験後の画像イメージ>

対象の測定機器

対象の測定原理

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